デザインと機構設計を同時進行
アートウインズでは、「デザイン」と「機構設計」を担当する部門を社内に持っています。そのため、デザインしながら機構設計を行うという同時進行が可能です。
同時進行による大きなメリットは、デザインと機構設計との矛盾にすぐに気付けること。デザイン会社と機構設計会社、それぞれに依頼する場合にありがちな「デザイン(外見上)はOKなのに、空間が足りず半導体などの納めるべきものが入りきらない」というトラブルが起こることはありません。
量産時を考慮した提案
試作品のご要望がしっかり固まっていない曖昧なケースほど、アートウインズにお任せください。デザインにこだわりながらも、工場でのラインで量産が可能な仕上がりをご提案いたします。当社にお任せいただければ、「デザインを追求し過ぎた結果、量産できない仕上がりのものになってしまった」というトラブルが起こりません。
試作品製作に対してこだわっていることは?
ひとくちに「家電」というと幅が広すぎると思われるかもしれませんが、当社に「できない」ことは、ほとんどありません。技術的・デザイン的などんなご要望にも応えるということが「こだわり」ですね。この世にまだ存在しないものを形にするため、求められている以上のものを作りあげようという気持ちで取り組んでいます。ただ、製作元となる絵やデザインをいただけないことがよくあるので、その点では難しさを感じていますね。
仕事のおもしろさはどんなところにありますか?
ゼロベースで試作品を作るのは大変なんですが、達成感が大きいですね。「試作品」を超えて「製品」になったときの嬉しさは半端じゃありません。最初はラフで作ったものが、改善を繰り返しながら製品になっていく工程は厳しさを感じる局面が本当に多いんですが、終わったときの充実感はクセになります(笑)。
どんなサービスを提供していきたいと思っていますか?
私たちは、基本的にお客様の開発に口を出すということはできません。ですから、できるだけご要望に忠実なものを作ることが第一だと考えています。その中でご要望をちょっとでも超えることを意識していきたいと思っています。
今後の目標を教えてください。
他社がやっていないことも、どんどんやっていきたいと思っています。家電メーカーの試作品を製作するだけでなく、オリジナルで製品を作る「メーカー」になりたいですね。すでにゼロベースから新しいものを作っていますから、これは不可能ではないと思っています。試作を本業としながら、その傍らでオリジナルメイキングもする。それが、本業に対して対応の幅を広げることにつながると考えています。