製品量産のためのクラウドファンディングによる試作品活用術
プロジェクトや商品イメージに共感した人から資金を募り、商品化実現に一役買うこともある「クラウドファンディング」。多くの人が愛用し人気のある商品も、発祥はクラウドファンディングだったということも珍しくありません。そんなクラウドファンディングですが、「試作品」が大きな役割を果たすことがあります。ここでは、クラウドファンディングにおける試作品の立ち位置について紹介します。
クラウドファンディングにも役立つ試作品製作
企業はもちろん個人でも、クラウドファンディングを用い商品販売・量産化のための資金集めを目指す人は増えています。しかし、クラウドファンディングではユーザーから商品を魅力的に感じてもらわない限り、有益な投資だと思ってもらえない恐れがあります。
また、クラウドファンディングは実際に商品が陳列されている店舗とは異なり、ユーザーがサイトを閲覧することで良し悪しを判断するという特徴もあります。そのため、サイト上で商品をいかに魅力的に見せるかが、クラウドファンディングの成功にかかっていると言えるでしょう。
試作品は、そうした「商品の魅力を具体的に伝えたい」という開発者の想いを叶えるツールです。試作品製作を外注すれば、今まで温めていたアイデアを試作品に落とし込み、ユーザーに具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。商品の魅力を直接語ったり、商品モデルを実際に触ってもらったりすることが難しいクラウドファンディングでは、精巧な試作品を作ってもらうことが資金調達への大きな鍵となるでしょう。
モックアップで商品イメージをPR
試作品を外注する際に理解しておきたいのは、試作品の種類です。試作品には、大体の形状・機能を検討するためのモデルや、商品の機能・耐久性・動作性などを確認するモデル、形状・質感など「見た目」を重点的に確認するためのモデルがあります。
ここでは、クラウドファンディングに関連する試作品モデルとして「外観モデル」と「モックアップ」の2つを紹介します。実際に製作を依頼する際は、どちらのタイプを選ぶかで予算や納期が変わってくるので、両者の違いをしっかり把握しておきましょう。
外観モデル
「外観モデル」は、形状や質感、見た目を検討するための試作品です。「デザインモデル」とも呼ばれ、商品と同じ素材を使って形状だけを再現しています。外観モデルには、「形状確認モデル」といい、発泡材を削るだけで素材を再現しないものあります。
モックアップ
「モックアップ」は、商品と同じ外観を持つサンプルを指します。そのため、クラウドファンディングで使用するのは、商品の形状や色、デザインを忠実に落とし込めるモックアップがおすすめです。
モックアップは、多くの人の目に触れる展示会などでも頻繁に使用されています。熟練の職人が集う試作品製作会社に発注すれば、開発側の意図を十分に反映する形で、モックアップの製作が期待できるでしょう。また、プロの業者に頼めば、精巧に製作するモックアップでも、短納期での納品が可能なケースもあります。
クラウドファンディング用の試作品製作ならアートウインズへ
開発者の夢や想いがたくさん詰まっているクラウドファンディング。商品の魅力をPRして資金調達を目指すには、十分な“準備”が重要です。
熟練の職人が集うアートウインズなら、クラウドファンディングで夢を叶えるお手伝いができます。「クラウドファンディングのスタートまで時間がない!」という場合でも、相談次第で短納期で製作することも可能。クラウドファンディングで実際の商品化を想起させる精巧な試作品製作なら、「世界で初めてのひとつ」を創るアートウインズへお任せください。