試作品を“専門業者”に頼むべき3つの理由

試作品製作は、まだ世に出ていない商品を開発するため欠かせないステップです。しかし、その重要性を理解してはいても、「試作品製作を外注するコストがもったいない……」「第三者企業に自社情報を伝えるのが不安」とお考えの方も多いのではないでしょうか？　そこで今回は、試作品製作を“専門業者”に依頼すべき理由を紹介します。

試作品は専門業者以外に頼んじゃダメ？

ひとつの製品を世に送り出すためには、「企画→開発設計→製品設計→量産設計→生産→販売」などさまざまなステップを踏む必要があります。その中で、試作品製作は製品そのものの形状や動き方を目で見て、手に取って確認する重要なステップです。そのため、試作品製作をどの業者に依頼するかは非常に重要だと言えるでしょう。

しかし、試作品製作をするために「大事な自社製品情報を第三者企業に渡す」ことに抵抗感のある人は少なくありません。実際、試作品製作を「その製品を量産する予定の会社」にオーダーするのが一般的ではあります。

こうした考えは一見理にかなっているように思えますが、実は意外な落とし穴があります。それは、「量産メーカーは量産に特化しているため小ロットの依頼を受けてもらいにくい」ということ。また、「会社同士の連携が不十分だと設計変更がスムーズに伝わらない可能性がある」「試作品を専門にしている会社ではないので短納期に対応しにくい」などの要因も、あらかじめ考慮する必要があるでしょう。

試作品を外注すべき3つの理由

試作品製作会社には、さまざまな企業の試作品製作に携わってきた実績があり、お客様のニーズに合わせて製作を行えます。

また、専門業者の場合、試作品製作のプロフェッショナルが製品の開発担当者と変わらない熱意で製作に携わってくれることも珍しくありません。製品の改善に気づき報告してくれるケースもあります。さらに、お客様との情報共有・連携をスムーズに行うことで、設計変更にも迅速な対応が可能です。短納期での製作にも慣れているので、相談次第ではお客様の要望に沿ったスピード納品対応も実現します。

試作品製作を“専門業者”に外注すべき3つの理由

・製品の改善点に気づいてくれる

・設計変更がスムーズ

・短納期に対応できる

また、製作会社によっては精密板金加工など精密な仕上がりに欠かせない作業に対応できるケースもあります。そのため、試作品製作は専門業者にお願いするのがおすすめだと言えます。